ドトールコーヒーは、プラスチックごみの削減を目的に、エクセルシオール カフェのテイクアウト用アイスドリンクカップを、2022年2月中旬より順次プラスチック製からFSC認証紙製に切り替えていくと発表した。

これまでもFSC認証紙製のおしぼりや紙ナフキン、紙袋、マドラー、バイオマス配合のポリ袋等、環境負荷に配慮した消耗資材への切り替えを推進してきたが、新たにFSC認証紙製のアイスドリンクカップを導入することで、使い捨てプラスチック資材の使用削減に貢献していくとしている。

FSC認証紙製アイスドリンクカップの導入について

【導入日】2022年2月中旬より順次(店舗在庫が無くなり次第)
【対象店舗】エクセルシオール カフェ(約120店舗)
【原料特性】持続可能な森林活用・保全を目的に、適切に管理された木材を原料としたFSC認証紙
【プラスチック削減量】年間28.6トン(2020年実績による推計)
【デザイン】カップ下部に氷を想起させるデザインを施し、見た目にも冷たさを表現。

ドトールコーヒーは、「一杯のおいしいコーヒーを通じて、お客様にやすらぎと活力を提供する」を企業理念に掲げて事業を展開し、人々の生活に欠かすことのできない”エッセンシャル・ブランド”となることを標榜している。

同社では、喫茶事業を始めた1970年代から50年以上にわたって陶磁器・グラスでの店内商品提供を行ってきた。

プラスチック製ドリンクカップはもともとテイクアウトのみで使用のため、今回の切り替えによるプラスチックごみ削減量はわずかではあるが、2022年3月からはストローにおいてもバイオマス配合製に切り替える等、できることから着実に取り組んでいくとしている。

今後とも環境負荷に配慮した価値ある商品・サービスを提供する事業活動を通じて、利用客とともにサステナブルな社会の実現に向けたさまざまな活動を積極的に行っていくとしている。