株式会社りそなホールディングスは2月1日、中堅・中小企業の多様なDX(デジタルトランスフォーメーション)推進ニーズに応えることを目的に、「りそなデジタルハブ株式会社」を4月1日から設立し、営業を開始すると発表した。
DXへの取り組みが中堅・中小企業においても不可欠になっている一方で、対応方法がわからず思うように進んでいない企業も多く存在する。りそなグループはITベンダーの紹介など、その取り組みをサポートしてきた。しかし、紹介後に顧客のカスタマーサクセスには関与できないという課題があった。今回、顧客をワンストップでサポートするため、コンサルティング会社やITベンダーと共同で新会社を設立する。
さまざまな顧客のニーズに応えるため、DXに関する多様な知見・ノウハウを持つ親密なシステム会社やITベンダー、コンサルファームなど5社から出資を受けて協業し、さらに20社以上とも提携する。ITソリューションをオーダーメイド可能で、導入後も活用状況などを記載した「りそなカスタマーサクセスプラン」を通じてフォローすることで、継続的なサポートを提供する。
また、本取り組みとあわせて中堅・中小企業のDX推進ニーズをワンプラットフォームで実現する製品やエコシステム、カスタマーサクセスを含めたノウハウを持つ株式会社セールスフォース・ジャパンとの業務提携の検討も開始した。
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