USJ、前年2倍超「約7,000名」採用目指す 2年半ぶり「時給引上げ」も

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ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、春以降のレジャーシーズンの到来に合わせて、パーク運営の原動力となるパート・アルバイトのクルー満足度の向上や人材市場での魅力・ポジショニングの強化を図ることで、優秀な人材の確保に取り組んでいくことを発表した。

今年度は年間を通して、前年度の2倍以上の約7,000名の新規パート・アルバイトクルーの採用を目指し、この春から給与水準の底上げや採用活動における各種取り組みなどを積極的に実施していくとしている。

昨年から新型コロナウイルス感染症のために導入したオンライン選考会を引き続き開催し、従来の来社を伴う登録会とは異なり、応募者には家にいながら好きな時間に随時応募から面接までオンラインで参加可能としている。

加えて、給与水準の底上げとして、2022年4月1日から約9,000名在籍しているパート・アルバイトのクルーの時給(基礎給)を全員一律40円引き上げ、1時間あたり1,100円~に改定。

同社では、長期的持続的な成長に向けての人材市場での魅力・ポジショニングの強化を図るため、今までにも時給引き上げを実施してきたというが、2019年10月の実施以降、今回が2年半ぶりの一律時給引き上げとなる。

さらに、クルーから友人や家族を紹介し採用につなげるリファラル採用「Meet My Friends & Family(ミート・マイ・フレンズ・アンド・ファミリー)」の強化のため、2022年1月より採用決定時にインセンティブとして紹介者と新規採用クルーの双方へ渡していた金額を倍額に引き上げ、再開したとのことだ。

職種がアトラクションやショーの運営、パーク清掃、飲食・物販店舗運営の各種業務やエンターテイナーのサポート業務など多岐にわたり、仕事の特性や必要なスキルも多様なパーククルーの採用活動において、実際に職務に従事されるクルーからの推薦や紹介を推進するリファラル採用は、職場満足度や定着率の向上が望めると考えているという。

今回の一律時給引き上げやさまざまな取り組みを行うことで、今期のレジャーシーズンの到来に備え、人員的な面からもパーク運営の強化を行っていくとしている。

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