京都府と城陽市は、共同で企業誘致を進めていた城陽市東部丘陵地青谷先行整備地区について、「(仮称)青谷地区基幹物流施設計画(A街区)」の進出事業者と地権者が土地区画整理事業について同意に至り、「(仮称)青谷地区基幹物流施設計画(B街区)」とあわせて整備が開始されることを発表した。

(仮称)青谷地区基幹物流施設イメージパース(提供:三菱地所)

(仮称)青谷地区基幹物流施設計画(A街区)及び(B街区)の計画は、令和元年8月に「新しい物流システムに対応した高速道路インフラの活用に関する検討会」が策定した中間とりまとめをふまえ、トラックドライバー不足や、物流システムの効率化等に対応する取組として、将来的な後続車無人隊列走行トラック専用の物流拠点など自動運転に対応した物流施設開発を行うことも視野に入れて取り組まれる予定としている。

<開発計画の概要>

■(仮称)青谷地区基幹物流施設計画(A街区)

・事業者:三菱地所
・事業計画概要
事業予定地:京都府城陽市奈島(城陽市東部丘陵地青谷先行整備地区)
規模:敷地面積 約12万平方メートル
延床面積 約28万平方メートル
事業内容:新名神高速道路ICと隣接した次世代物流拠点の整備

■(仮称)青谷地区基幹物流施設計画(B街区)

・事業者:城陽東部開発有限責任事業組合(組合員:大成開発、エスディック)伊藤忠商事及び東急不動産(参画予定)
・事業計画概要
事業予定地:京都府城陽市奈島(城陽市東部丘陵地青谷先行整備地区)
規模:敷地面積 約8万平方メートル
延床面積 約19万平方メートル
事業内容:物流施設用地の基盤整備(造成工事)
(城陽東部開発有限責任事業組合、伊藤忠商事)
新名神高速道路ICと隣接した次世代物流拠点の整備(東急不動産)