資生堂は、2月14日よりビューティーコンサルタント(以下、BC)を派遣する全国のデパート・GMS・ドラッグストア・化粧品専門店に、利用者がスマートフォンなどからいつでも・どこでも振り返ることができる新デジタルサービス「パーソナルビューティープラン」を導入すると発表した。

店頭だけでなく、店頭外でもシームレスに美容体験ができる新サービスの導入によって、BCと利用者とのつながりを深め、利用者一人ひとりの自分らしい美の実現を目指すとのことだ。

新デジタルサービス「パーソナルビューティープラン」

「パーソナルビューティープラン」は、利用者に寄り添い美しさを引き出す美のパートナーであるBCと、デジタルの利便性をつなぎ充実した美容体験を提供するサービスとしている。

応対の記録を2次元コード(QRコード)で発行することで、利用者の肌状態に合わせた効果的な手入れの方法や、手書きによるメイク方法に加え、URL添付機能によるおすすめ商品情報やブランド情報、使い方動画などのコンテンツ視聴やWebカウンセリング予約などを可能にしたとのことだ。

これにより利用者は、店頭外でもパーソナルな美容情報の体験ができるようになるとしている。

なお、同サービスによって集まった利用者のパーソナルデータは、2020年から順次導入されている店頭顧客管理システム(S-CORE)と連携させ、今後のパーソナルサービスを充実させていくという。

資生堂は、今後も利用者のニーズに合ったサービスを提供することで満足度を高め、利用者起点による企業価値の向上を目指すとのことだ。

■導入概要

サービス可能チャネル:
デパート・GMS・ドラッグストア・化粧品専門店
サービス開始日:
●デパート・GMS・一部ドラッグストア:2月14日開始
●化粧品専門店ならびに一部ドラッグストア:4月1日開始
実施店舗数:
BCが入店している店舗全国約3300店を予定

主な実装機能:
●使用商品/購入商品の情報、使用順序および使用法の表示
●店頭で実施した、肌測定やパーソナルカラー診断、メイクシミュレーションの結果の表示
●美容情報の動画やブランド情報などの役に立つリンクURLの表示
●一人ひとりのお客さまへ向けたBCの手書きのアドバイスやメッセージ

新サービスフローと提供プラン:
BCが店頭機器でパーソナルビューティープランを作成後、利用者は自身のデバイスで二次元コード(QRコード)を読み取って閲覧。プランはスキンケアプランとメイクアッププランの2種類を提供。

サービスフロー