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トヨタL&F、「ZOZOBASEつくば3」に物流自動化システム「Pocket Sorter」TMを導入 国内初採用

豊田自動織機トヨタL&Fカンパニーは、同社の吊り下げ式高速仕分けシステム「Pocket Sorter」TMが、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するZOZOに採用され、茨城県つくば市で2023年1月に竣工予定の物流拠点「ZOZOBASEつくば3」に納入されると発表した。

「Pocket Sorter」TM

同システムは、オランダ子会社Vanderlande社が開発したもので、最新の物流自動化システムとしてeコマース業界を中心に欧米で高い評価を得ており、今回初めて国内で採用。

近年、eコマース市場拡大に伴う配送商品の小口化・多様化などを背景に、より効率的なオペレーションが必要とされ自動化ニーズが高まっている。特に、オーダーや配送先別などに商品を仕分けする工程の自動化は、円滑な物流オペレーションにおいて重要な要素となるという。

今回採用されたPocket SorterTMは、レールに吊り下げられたポケットに商品を投入するシンプルな構造で、衣類やアクセサリーなど、多種多様な荷姿をした商品の保管/仕分け/順立てを高能力かつ自動で行うことができるシステムとしている。

また、天井空間を利用するため、床面を他の作業エリアに有効活用するなど、スペース効率にも優れているとのことだ。

ZOZOBASEつくば3は、最先端のシステムを備え、自動化を進化させた新たな物流の基幹拠点として構想する施設とし、同システムの導入により従来システムでの仕分けオペレーションに対して約50%の省人化を実現するという。

今後、トヨタL&Fはコスメティックや雑貨など、同システムの導入に適した幅広い分野の利用者への販売も目指し、物流の効率化に貢献していくとしている。

トヨタL&Fは、あらゆる利用者から信頼される物流パートナーとして、これからも最適な物流ソリューションを提案していくとのことだ。

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