アイリスオーヤマは、世界的な新型コロナウイルス感染症拡大の長期化を受けて、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟の「一杯のスプーン」緊急支援プロジェクトに参画し、仙台ユネスコ協会を通じて、フィリピンユネスコクラブ調整委員会に約90万枚のマスクを寄贈したことを発表した。

マスクは1月31日に、フィリピンユネスコクラブ調整委員会および共同でプロジェクトを行うフィリピン教育大学に贈呈されたとのことだ。

マスク贈呈の様子

■概要

寄贈先:フィリピンユネスコクラブ調整委員会
寄贈マスク:DISPOSABLEプリーツ型マスクふつうサイズ
数量:約90万枚

アイリスオーヤマのマスクは、大連工場(中国・遼寧省)と蘇州工場(中国・江蘇省)での生産に加え、2020年には宮城県角田工場の一部を改修して国内生産を開始しているという。

さらにアイリスグループとしてアメリカ、フランス、韓国でもマスクの生産を開始し、これまでに約615万枚以上のマスクをアメリカの行政機関や医療機関、フランス政府、アジア諸国など世界各国に寄贈しているという。

アイリスオーヤマは、新型コロナウイルス感染症拡大の早期終息に向けて、今後も行政ならびに業界団体と連携を図りながら必要な支援を行っていくとのことだ。