三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン、小田原機器は、沖縄県が実施する県内の観光系路線バス5社のバス車内においてVisaのタッチ決済を利用可能とする実証実験に、琉球銀行と共同で参加すると発表した。
同実証実験は、Visaのタッチ決済が利用できる機器を車内に設置し、「Visaのタッチ決済」に対応したカードやスマートフォンによりバス運賃を収受するものだという。
今回の観光系路線バスのタッチ決済導入により、市内ー空港間など手荷物が多い場合もスムーズに乗降できるなど、利便性が向上するとしている。
これまで、公共交通機関の乗降の際にIC乗車券を中心に利用していた日本国内の利用者にとっても、「Visaのタッチ決済」があればいつもの買い物から移動まで、日常生活でもシームレスに過ごせるような環境を提供するとのことだ。
「Visaのタッチ決済」は、すでに世界の450以上の公共交通機関に導入され、約700のプロジェクトが進行中で国際的な観光都市のさらなる魅力アップに貢献し、今後も多くの都市で利用可能になることが期待されているという。
沖縄県において、今後回復が期待される訪日外国人観光客にとっても、バス乗降車時の運賃支払いがスムーズになり県内を快適に移動することができるようになるとのことだ。
■実証実験概要
<実施期間>
2022年2月1日~2022年3月24日
なお、今後の実証実験の進捗状況等により、終了時期は変更する場合がある。
<対象バス>
●沖縄エアポートシャトル
●沖縄バス
●カリー観光
●東京バス
●やんばる急行バス