コインチェックとゲーム分野においてメタバースの活用を推進するThe Sandboxは、コインチェックが保有するThe Sandbox上の土地「LAND」に、2035年の近未来都市「Oasis TOKYO」を制作するプロジェクトを開始したことを発表した。

同取り組みは、メタバース上での活動を体験する機会を提供することやThe Sandbox上でのコミュニティ活動の活性化を目的とし、2022年春に一般公開を予定しているとのことだ。

2035年の近未来都市「Oasis TOKYO」

今回建設する「Oasis TOKYO」は、「2035年の近未来都市」をコンセプトにしたメタバース×NFTのコミュニティ拠点だという。

日本を連想させる象徴的な街並みの中に美術館やステージなど様々なイベント施設を設置し、さまざまな分野のアーティストとファンとの交流や企業のコミュニティ育成の場として活用してもらうことを目指しているとのことだ。

コインチェックとThe Sandboxは、2020年9月にパートナーシップを締結し、NFTマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」でのLANDの販売など、日本市場でのThe Sandboxの認知拡大を推進。

2021年後半より、メタバースやWeb3.0に注目が集まり、これまでのSNSやその上に成り立っていたコミュニティの形も変化していくと言われている中で、両社で連携し同取り組みを行うことで、近い将来訪れるであろうバーチャルなメタバースの世界を体験できるきっかけを創出していくとのことだ。