アサヒ飲料は、持続可能な容器包装の実現に向けた「容器包装2030」の達成を目指し、「ウィルキンソン タンサン」PET500mlの一部商品にメカニカルリサイクルによる再生PET樹脂を100%使用し、2月より数量限定でテスト展開を開始することを発表した。
アサヒ飲料は、持続可能な社会・環境の実現を目指し、「新たな資源を極力使わない」「使ったものを有効活用する」「温室効果ガスを極力排出しない」の考えのもと、環境に対する負荷低減の取り組みを実施。
その取り組みの一つとして、持続可能な容器包装の実現に向けてリサイクル素材を2019年7月より、「カルピスウォーター」など乳性飲料の一部で採用し、「三ツ矢」ブランドや「ウィルキンソン」ブランドなどボトルの耐圧性が要求される炭酸飲料の一部商品まで拡大したという。
2021年9月には、メカニカルリサイクルによる再生PET樹脂を100%使用した「三ツ矢サイダー」PET500ml、12月に「アサヒ十六茶」PET660mlを数量限定でテスト展開。
なお、今後は今回のテスト展開に加え、使用するブランドの拡大検討をしていくとしている。
アサヒ飲料は、今後も世界の持続可能な社会・環境の実現に貢献するため、CO2排出量削減等の気候変動対策、プラスチック資源の循環利用、水資源の保全から次代を担う子どもたちへの環境教育に至るまで、環境に対する負荷低減の取り組みを進めていくとのことだ。