神戸市・楽天、ヴィッセル神戸ら、ワクチン3回目接種のための大規模接種で連携 1月29日より 「ノエビアスタジアム神戸」にて

ワクチン接種

神戸市、神戸大学、神戸大学医学部附属病院(以下、神大病院)、地方独立行政法人 神戸市民病院機構(以下、神戸市民病院機構)、一般社団法人 神戸市薬剤師会(以下、神戸市薬剤師会)、楽天グループ(以下、楽天)、楽天メディカル、楽天ヴィッセル神戸(以下、ヴィッセル神戸)は、ヴィッセル神戸のホームスタジアム「ノエビアスタジアム神戸」を会場とする新型コロナワクチン3回目接種において連携し、1月29日から神戸市の高齢者施設等の入所者以外の一般高齢者向けに、また、準備が整い次第一般市民向けに接種を開始すると発表した。

なお、1回目・2回目の接種が終わっていない人の接種も対象とし、1日あたり3,500回、最大で4,000回の接種可能数を予定。

3回目接種において、神戸市は実施主体としてワクチン接種オペレーション全体を指揮監督。

神戸大学および神大病院は、医師、医学部等の学生、看護師、薬剤師等の医療従事者を、神戸市薬剤師会および神戸市民病院機構は薬剤師を派遣するとともに、関係機関と連携して医療上の観点からオペレーションを監督するとのことだ。

ヴィッセル神戸はノエビアスタジアム神戸の施設提供やスタッフ支援等を、楽天は会場オペレーション設計や運営、改善業務を行うという。

楽天メディカルは、1回目・2回目大規模接種での経験を生かし、運営や改善業務における助言や協力者間のコーディネートを行うとのことだ。

なお、ノエビアスタジアム神戸では、国内初の産学官連携による大規模接種オペレーションとして神戸モデルを確立し、2021年5月31日から2021年12月15日まで、1回目・2回目の新型コロナワクチン接種を1日最大7,000回、累計約37万回実施。

神戸モデルでは、受付から接種までの所要時間を約3分半まで短縮できるオペレーションや、接種者側が衝立を挟んで2つのブースに入れる構造を採用するなど、最少人数で安全かつ迅速な接種を実現するとしている。

また、オンライン予診も導入し、医師が接種会場に来ることなく接種業務を担える体制を整備することで、効率的な医師の確保を可能に。同3回目接種においても同モデルに基づき実施するとのことだ。

今後も、安心してワクチン接種を受けられる環境を整え、一日も早いコロナ禍の終息に向けて貢献できるよう、最大限の協力・取り組みを進めていくとしている。

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