Appleは、2021年12月25日を末日とする同社の2022年会計年度第1四半期の業績を発表した。
この四半期の売上高は過去最高となる1,239億ドルを記録、前年同期比では11パーセント増加。この四半期の希薄化後の1株当たり利益は2.10ドルであったという。
AppleのCEO(最高経営責任者)、ティム・クック氏は以下の通り述べている。
「当四半期の記録的な業績は、Apple史上最も革新的な製品とサービスのラインナップによってもたらされました。つながりを維持することがこれまでになく重要になっている今、世界中のお客様から反響をいただきうれしく思っています。
私たちは、より良い世界を作り出すためにできるあらゆることに取り組んでいます。2030年までにサプライチェーンと製品全体でカーボンニュートラルを達成するという目標に近づいており、教育および人種間の平等と正義を推進しています。」
また、AppleのCFO(最高財務責任者)、ルカ・マエストリ氏は以下の通りコメント。
「最近発表した新しい製品とサービスに対するお客様からの反響が非常に大きく、これが売上と収益の二桁成長の原動力となり、アクティブデバイスのインストールベースも過去最高となりました。
この記録的な業績により、当四半期、当社は段階的にネットキャッシュニュートラルポジションに到達するという目標を維持しつつ、270億ドル近くを株主に還元できました。」
Appleの取締役会は、同社の普通株式1株につき0.22ドルの現金配当を宣言。この配当金は、2022年2月7日の市場取引終了時点で株主名簿に記載されている株主を対象に、2022年2月10日に支払われるという。
Appleは、2022会計年度第1四半期業績発表のカンファレンスコールを、2022年1月27日14時00分(米国西部時間)より、apple.com/investor/earnings-callにてライブ配信。
このウェブキャストは、ライブ配信終了後も約2週間にわたり聴くことができる。