パーソルマーケティング、メタバース市場での人材サービス事業へ参入 専門部署設立しPwCコンサルティングと協業

パーソルマーケティング

総合人材サービスのパーソルグループで営業支援、店舗・販売支援の人材派遣・アウトソーシング事業を手掛けるパーソルマーケティングは、2022年1月よりメタバースデザイン事業部を設置し、PwCコンサルティングと協業してメタバース市場での人材サービス事業へ参入すると発表した。

パーソルマーケティングは、メタバースは人の行動領域/選択肢を拡張させる「第2世界(社会)」と定義し、リアルとバーチャル双方の世界をシームレスに橋渡しすることが新たな雇用を生み、多様な人材が活躍できる社会の構築につながると考えているという。

同社は、リアルでの営業支援、販売支援、店舗支援の人材サービスの知見やノウハウを生かし、メタバース上の「接客・販売」「案内・運営」「出店支援」「誘致支援」「アバタースタッフ育成支援」に参入し。PwCコンサルティングはその事業展開および環境構築の支援を実施するとしている。

求職者にとってはメタバースを活用することで、年齢や性別、病気や障害の有無、働く場所や時間などに関係なく、知識や経験を生かして在宅勤務やリモートワークはもちろん、時短勤務や日数限定勤務、複業・兼業やフリーランスなど、はたらく選択肢を増やすことが可能になるという。

企業はメタバース市場の動向を踏まえ、事業成長のための様々な挑戦を検討しており、同社はこれまでのノウハウを活用してリアルとバーチャルの双方向からサービスを提供し、企業のセールスに関する課題をトータルに解決したいと考えているとのことだ。

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