KDDI、KDDIスマートドローンを設立 4月1日付でKDDIのドローン事業を承継

KDDIは、2022年1月27日に連結子会社(100%子会社)である「KDDIスマートドローン」(以下、KDDIスマートドローン社)を設立し、2022年4月1日付でKDDIのドローン事業を承継すると発表した。

昨今、生産年齢人口の減少に伴う労働力不足などの社会課題に対する解決策としてドローン活用への期待が高まっている。

また、法制度の整備などによるドローン事業の環境の変化が起きているという。このような社会課題の解決や環境変化に迅速に対応するため、KDDIスマートドローン社を設立するとのことだ。

KDDIは2016年にドローンの事業化に向けた取り組みを開始。4G LTEなどのモバイル通信を用いてドローンを制御することで、安全な遠隔飛行・長距離飛行を実現するサービスの構築を行っている。

今後、KDDIスマートドローン社にドローン事業を承継することで、4G LTE・5Gを用いたドローンによる新たなビジネスの実現や点検・物流・監視・農業・測量などのさまざまな分野におけるユーザーのニーズに即した機動的なサービスの提供を目指している。

■ KDDIスマートドローン社の概要

(1)名称:KDDIスマートドローン
(2)所在地:東京都港区虎ノ門一丁目17番1号
(3)事業内容:ドローン事業
(4)資本金:2.5億円
(5)設立年月日:2022年1月27日(事業開始2022年4月1日予定)
(6)株主:KDDI 100%

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