マツダは、トヨタ自動車と合弁で建設した新工場「Mazda Toyota Manufacturing, U.S.A.,Inc.」(米国アラバマ州ハンツビル市)で、北米向け新型クロスオーバーSUV「MAZDA CX-50」の量産を開始したことを発表した。
北米における販売改革、現地ニーズを取り込んだ商品、そして同量産開始により、北米の利用者から信頼され選ばれ続ける企業になることを目指していくとしている。
マツダは、中期経営計画に基づき、最重要市場である米国において2016年から新世代店舗や販売金融の導入、販売オペレーション改革など、販売領域の強化を実施。
また、自然の中でも際立つデザイン、全車AWDを備えた力強く高効率なパワートレイン、オフロードでの高い走行安定性など、北米の利用者のライフスタイルやニーズを取り込んだ「MAZDA CX-50」の販売を今春より開始するとしている。
今回、トヨタとマツダの知見を持ち寄り創り上げた最新鋭の技術を擁する新工場での量産開始により、タイムリーに高品質な商品を届ける生産・供給体制が整ったという。
CX-50の量産開始にあたり専務執行役員の向井武司は以下のようにコメント。
「CX-50は、マツダの北米ビジネスを成長させる原動力となるモデルです。現地の雇用およびサプライチェーンの構築をとおして、地域に根付き、米国における良き企業市民として、皆さまに親しみを感じていただける工場づくりを目指していきます。」
マツダは、クルマ本来の魅力である「走る歓び」によって、美しい「地球」と心豊かな「人」・「社会」を実現し、人の心を元気にすることにより、利用者との間に特別な絆を持ったブランドになることを目指していくとのことだ。