JR東日本、台湾にコワーキングスペース「One&Co Taipei」を開設 2022年夏を予定

東日本旅客鉄道(以下、JR東日本)は、「変革 2027」に掲げる海外での「より豊かなライフスタイルの提供」の実現を目指している。

今回、JR東日本グループ会社の台灣捷爾東事業開發股份有限公司は、日系企業が集積する台北市中山駅近くに、コワーキングスペース「One&Co Taipei」を2022年夏(予定)に開設するという。

なお、2019年8月に開設したシンガポールに次いで2拠点目であるとのことだ。

「One&Co」は、“Platform for Innovative Business”をコンセプトに、日本企業の海外進出や海外企業の日本進出をサポート。

また、スタートアップ企業と大手企業のマッチング機会や、利用者間のコミュニティ形成を促し、その出会いによりビジネス・イノベーションを創発する場となることを目指すとしている。

1.施設概要

■施 設 名 One&Co Taipei
■所 在 地 台湾台北市中山区南京東路一段 15 號 2F、3F(台北 MRT「中山駅」徒歩 4 分)
■営業時間 24 時間/365 日
※日・中・英語対応スタッフ常駐:平日 9:00~18:00(予定)
■開業時期 2022 年夏(予定)
■HP 準備出来次第
■Facebook https://www.facebook.com/oneandco.tw/
■施設面積 2F:約 462 ㎡ 3F:約 936 ㎡
総面積:約 1,400 ㎡※共用部を含まない

2.主な提供サービス

※サービス内容および料金は現時点での予定であり、今後変更となる場合がある。

(1)個室オフィスの専属利用(プライベートオフィス)26室(2~12名用)
2~12名用まで幅広いタイプの個室空間を利用できる。

(2)コミュニティラウンジ内デスクの利用(ホットデスク)約110席
3Fにあるコミュニティラウンジを、月額もしくは都度利用することが可能

(3)その他サービス
※サービス内容および料金は現時点での予定であり、今後変更となる場合がある。
・バーチャルオフィス(会社登記、住所提供、郵便受取、専用電話番号提供など)
・会社設立支援
・会計/労務管理関係業務サポート

(4)施設内装イメージ

3.日本と海外をつなぐコワーキングスペース「One&Co」が担う3つの役割

(1)日本企業の海外進出、海外企業の日本進出サポート
日本企業の海外進出のための「インフラ」として、現地企業や現地人材との交流の場を提供し、海外進出に必要なビジネス環境をサポート。また、日本マーケットに興味がある現地企業に対して情報発信を行い、日本進出のサポートも行うとのことだ。

(2)有機的なコミュニティ形成
「コワーキング」に、「コラーニング」、「コネクション」を加えた3つの機能・サービスを通じ、通常のコワーキングスペースにはないコミュニケーション機会を提供し、利用者間の有機的なコミュニティ形成を促す。

(3)ビジネス・イノベーションの創発
現地スタートアップと大手企業とのマッチングの機会を通じ、新たなビジネスの機会を創出するとともに、事業共創活動を促進させ、JR東日本グループによる「オープンイノベーションプラットフォーム」として、世界へ展開していくとのことだ。

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