日本航空(以下、JAL)、丸紅、エムティーアイ、カラダメディカは、女性特有の健康課題改善から効果検証までを一気通貫でサポートする法人向けサービスを活用した共同取組みに係る覚書を2022年1月27日に締結し、2月より共同で取組みを開始すると発表した。
同サービスは、丸紅、エムティーアイ、カラダメディカの3社が、2021年7月より共同で開発、法人向けに提供しており、医療機関と連携したオンライン相談・診療サービスの提供、啓発活動などを通じ、生理痛や月経前症候群(PMS)の改善をはじめ、妊活や不妊治療に関するサポート、更年期に現れる症状の改善まで、働く女性がライフステージごとに直面する健康課題の改善を支援するもの。
JALは、利用客に最高のサービスを提供するためには社員の心身の健康づくりが不可欠という認識のもと、様々な職場で活躍する女性社員の健康課題に対する実態把握と支援が、企業価値の向上と利用客に提供するサービスの向上に大きく寄与すると考えているという。
また、JALと丸紅はこれまでも、ビジネスジェット事業、代替航空燃料製造事業など様々な取組みを共同で実施し、ビジネスパートナーとしての関係を構築してきた。
このような背景から、今回JALが同サービスの実証企業として参画し、男女問わず全社員が受講可能な月経・妊活・更年期に関する理解を深めるセミナーと、女性社員を対象にした『ルナルナオンライン診療』を活用したプログラムを実施することが決定したとのことだ。
JAL、丸紅、エムティーアイ、カラダメディカは、同共同取組みを通じ、働く女性の健康課題に関する理解や相互サポートを促進し、より働きやすい社会の形成やダイバーシティ&インクルージョンの推進を目指すとしている。
【JALにおける同共同取組みについて】
<概要>
JALにおける女性の健康課題に関する実態調査を行い、更に以下のセミナーを通じたリテラシーの向上・意識の変容、プログラム導入による働きやすい職場環境の構築およびその効果検証を行う。
<セミナー/導入プログラム内容>
<取組み期間>
2022年2月~12月(予定)
【同サービスのイメージ図】