クボタ、水環境事業関連子会社を統合 「クボタ環境エンジニアリング」として再編

kubota クボタ

クボタは、2022年4月1日に同社の水環境事業関連の100%出資子会社3社であるクボタ環境サービス、クボタ機工、クボタ化水を統合し、社名を「クボタ環境エンジニアリング」に変更すると発表した。

3社は近接した事業領域にあるものの、別法人となっているためリソースが分散し、効率化やシナジー創出もしにくい状況にあり、昨今の人手不足から人材の確保が3社に共通する大きな課題になっていたという。

そこで、クボタ環境サービスを存続会社として3社を統合し「クボタ環境エンジニアリング」とすることで、人材をはじめとするリソースを集約し、マネジメントの効率化やガバナンス強化を図るとともに、事業拡大に向けて3社の強みを活かしたシナジーを生み出せる体制を構築していくとのことだ。

同再編により、クボタの長期ビジョンである「GMB2030」で掲げる「水資源・廃棄物の循環を促進するソリューション」の実現に向けての取り組みを加速していくとした。

■新会社の概要

社名:クボタ環境エンジニアリング株式会社
本社:東京都中央区京橋二丁目1番3号
従業員数:約2,430名
事業概要:
浄水場、下水処理場、し尿処理施設、廃棄物処理施設、ポンプ施設の運転・維持管理業務受託及び設計・施工・補修並びに産業排水・排ガス処理施設の設計・施工およびメンテナンス

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