Googleは、2月21日より、社会課題をテクノロジーで解決に導くスタートアップを対象とした3か月集中型のプログラム「Google for Startups Accelerator Class 4」を実施すると発表した。
同プログラムはGoogleによる技術、組織運営など幅広い分野にわたるトレーニングや個別のメンターシップを提供し、参加企業のさらなる成長を支援するという。
昨年9月より募集を開始し、多くの素晴らしい目標を持ったスタートアップが応募し、厳正な選考の結果、同プログラムに下記8社のスタートアップが参加するとのことだ。
参加企業一覧(アルファベット順)
Cog Smart:
頭部MRI画像などを利用した脳健康測定、Brain Suiteプログラムを通じて、「認知症にならない健康脳づくり」「生涯健康脳」の社会的な普及を目指しているヘルスケアサービス(Healthcare/Brain)
Hubble:
契約書の管理・共有をスマートにするリーガルテックSaaS(LegalTech)
Latona:
IoTやエッジコンピューティングの技術を使ったビジネスプラットフォームを開発し、企業に提供することで、ワークプロセスの自動化・生産性の向上を目指しているサービス(AI,ML)
NearMe:
タクシーをシェアしてお得にドアツードア移動できる「相乗り」サービス。NearMe(ニアミー)は、独自のAIによりルーティングを最適化したスマートシャトルなどを展開し、リアルタイムの位置情報を活用して地域活性化に貢献する“瞬間マッチング”プラットフォーム作りを目指している。(Mobility as a Service, Sharing Economy)
Pocket Marche:
全国の農家・漁師と直接やり取りしながら旬の食材を購入できる産直アプリ。生産者や地域と継続してつながるふるさと納税サービス。(EC, Marketplace)
Study Valley:
来年度から必修化される探究学習を効率的に行えるようにし、また社会との接点を創出する学習プラットフォーム(EdTech)
Tutorial:
PC端末にインストールせず、いつでもどこでも利用できる、クラウド型RPA Robotic Crowdを提供(Robotics)
unerry:
月200億件超の位置情報ビッグデータを扱うAIプラットフォームを開発・運営(Geo Location AI)
今後の流れ
今後3か月に渡って、社会課題解決に特化したセッションをはじめ、機械学習などのテクノロジーに関するセッション、世界の外部メンターやGoogle社員によるオンラインメンタリングなどを提供していくとのことだ。