埼玉県戸田市は、戸田市立市民医療センターにて1月25日から新型コロナウイルス感染症の軽症患者に使える初の飲み薬「モルヌピラビル」(2021年12月24日に外来処方が特例承認)の処方を開始すると発表した。

戸田市立市民医療センター

新規感染者に対しては1日最大6人まで処方することが可能となり、併せて国の基準による1人分の在庫も可能となったとという。

戸田市立市民医療センターでは、既に配備済みの高速PCR検査機器等と組み合わせることで、必要とする患者に対し、PCR検査からコロナ陽性の確定診断、飲み薬の処方まで、最短で1時間程度で迅速に対応することが可能となるとしている。

今後も新型コロナウイルスに対する医療提供体制の充実を図り、市民の人々が安心できるよう努めていくとのことだ。