テスラ社、プラッド・トラック・モード搭載の「モデルS プラッド」をリリース

電気自動車(EV)や太陽光発電、総合的な再生可能エネルギーソリューションを提供するテスラ社は、北米全体で「プラッド・トラック・モード」が搭載されたモデルS車両の展開を開始することを発表した。

モデルSプラッド

車両名は「モデルSプラッド」。

「プラッド・トラック・モード」は、2018年より同社の車両に導入された高速加速を可能にする「トラック・モード」をアップグレード。星がプラッド(格子状)に見えるほどの高速加速を可能にするという意味が込められているとのことだ。

従来のモデルS車両をレース場かのように高速化する新機能を採用すると共に、運転の制御と調整を強化し、ドライバーからの信頼性を高めることに重点を置いているという。

なお今回、新たに搭載された機能は以下の通り。

●最適化されたパワートレイン冷却:トラックモード時にバッテリー、モーター、ブレーキ等に発生する熱を冷却する機能
●横方向のトルクベクタリング:フロントモーターとリアモーターに依存しないトルクペダリング
●調整可能な車両ダイナミクス:通常時の運転よりもドライバーが車両のコントロールを取りやすいレースチューニングの提供
●アダプティブ・サスペンション・ダンピング:同モード起動時にドライバーからの信頼性を高める運転の最適化機能
●パフォーマンスUI:車両や運転に関する重要なパフォーマンスデータを、カスタマイズ可能なオプションとともに提供

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