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LIXIL、横浜工場を2023年3月に操業停止へ ハウジング事業の生産体制を最適化に向け

LIXILは、2022年1月21日、今後見込まれる国内の需要環境の変化に対応し、ハウジング事業の生産体制を最適化するため、横浜工場の操業を2023年3月に停止することを発表した。

LIXILは、市場環境が急速に変化を遂げる中、顧客志向を徹底し迅速にイノベーションを起こすことのできる組織への変革を進めているという。

今回の生産体制の再編は、生産部門において持続的な成長に向けた変革を加速する取り組みの一環としている。

横浜工場は操業開始から60年が経過し、設備・建屋の老朽化が進んでいるため、今後の操業継続には多額の費用を要する状況にあるほか、安全面や故障などの操業リスクや周辺住民への特段の環境的配慮が必要な状況にあるという。

そのため、横浜工場の操業を停止し、現在同工場において操業する加工部門については、下妻工場(茨城県下妻市)、粕川工場(群馬県前橋市)等へ集約することでサプライチェーンの最適化と技製販連携を進め、これまで以上に付加価値の高い商品を市場へ投入できる体制の構築と資本効率の向上に努めていくとのことだ。

■横浜工場の概要

名称:横浜工場
所在地:神奈川県横浜市
竣工年:1961年
設備の内容:アルミ建材の製造・加工
敷地面積:34,834m2
従業員数(2021年10月時点)183名(うち正社員45名)

操業停止時期:2023年3月末

業績への影響:
LIXILは、同件に伴う退去費用の計上等が連結業績に与える影響は軽微であると見込んでいるが、今後開示すべき事項が生じた場合には速やかに開示するとしている。

なお、2023年3月期の業績に与える影響については2023年3月期の業績予想に反映して開示する予定とのことだ。

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