三菱UFJ銀行は、社会のデジタルシフトへの対応ならびに持続可能な環境・社会の実現に向けた取り組みの一環として、デジタルチャネルの拡充・取引のペーパーレス化に努めている。

今般、デジタルチャネルのご利用促進に向けた取り組みとして、インターネット通帳への切り替えキャンペーンの実施、利便性向上に向けたインターネットバンキングの機能改善を実施するとともに、2022年4月1日以降新たに口座を開設するユーザーについて紙通帳利用口座への利用手数料を新設すると発表した。

同行は、今後も社会・経済環境の変化にあわせ、安心・安全で高品質な金融サービスの提供に取り組んでいくとしている。

1.デジタルチャネルの利用促進に向けた取り組み

(1) Eco通帳(個人向けインターネット通帳)切り替えキャンペーンの実施
(実施期間:2022年1月21日~2022年5月31日)

(2) 三菱UFJダイレクト(個人向けインターネットバンキング)の機能改善
(実施日:2022年3月1日)

三菱UFJダイレクトの入出金明細の照会可能期間を現状の約2か月から最長25か月に拡大。なお、Eco通帳を利用すると、最長10年分の入出金明細を照会できる。

(3) BizSTATION Light(簡易版法人向けインターネットバンキング)の機能改善
(実施日:2022年2月28日)

BizSTATION Lightの入出金明細などの照会機能の利用可能期間を利用開始後90日間としているが、利用可能期間の制限を撤廃。

2.紙通帳利用手数料の新設(2022年4月1日以降に開設される紙通帳利用口座)

新たに紙通帳を利用するユーザーを対象に、通帳取引の維持・管理に係る費用の一部に充当する手数料として「紙通帳利用手数料」(年間550円(税込))を新設。

なお、2022年3月31日以前に開設された口座、およびEco通帳を利用の口座には、当該手数料は発生しないとしている。

また、個人のユーザーは「スマート口座開設」アプリ・Webから申し込むと、来店不要で口座開設(Eco通帳)が可能であるとのことだ。