JALグループは、2022年度国内線基本便数計画を決定したと発表した。

なお、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う減便などについては、今後の需要動向を踏まえて順次決定し、発表するとのことだ。

【トピックス】

◆ JALではエアバスA350-900型機、日本エアコミューター(JAC)ではATR42-600型機の導入を着実に進めていくという。
省燃費かつ低騒音という環境性能を兼ね備えた新型機を使用して環境負荷低減に貢献し、JALグループとしての目標である「2050年までにCO2排出量実質ゼロ」の達成に向けて確実に歩んでいくとしている。

◆ 大阪(伊丹)発着路線について、大阪(伊丹)=鹿児島線、繁忙期は大阪(伊丹)=沖縄(那覇)線を増便。

◆ 琉球エアーコミューター(RAC)の沖縄県内路線について、宮古=石垣線および沖縄(那覇)=与那国線を増便。

◆ 2021年度に引き続き、大阪(関西)発着の宮古線、および名古屋(中部)発着の宮古線、石垣線については、繁忙期の季節運航を継続。
また、東京(羽田)発着の沖縄離島路線(宮古線、石垣線、久米島線)についてはJAL便名での運航を継続し、需要動向に応じて運航機材の大型化を実施することで提供座席数を増やすとのことだ。

◆ 北海道エアシステム(HAC)の札幌(丘珠)発着路線について、女満別線、利尻線を増便。また、夏期ダイヤ期間中に函館での夜間駐機を開始して運航ダイヤの改善と増便を行い、利便性の向上を実現するという。

JALグループは、ユーザーの利便性を高めるとともに、今後も空港・機内においてユーザーと共に常に衛生的で清潔な環境を作り、安全・安心な空の旅を提供していくとしている。