パシフィックコンサルタンツ、「新しい働き方推進方針」を策定 持続可能な成長に向けた働き方を推進

パシフィックコンサルタンツは、変化の激しい時代においても持続可能な成長に向けた働き方を進めるため、「新しい働き方推進方針」を策定したと発表した。

同方針は、2021年4月に設置した若手・中堅社員からなる「新しい働き方検討プロジェクトチーム(28名)」からの提案や経営幹部との意見交換および広く職場からの意見把握を踏まえて、まとめたもの。

「中期経営計画2024」の目標年である2024年9月に向けて各種施策を全社で推進するとのことだ。

・新しい働き方は、メンバー同士が連携しながらチームとなって仕事を進めることで、生産性を高め、新たな価値を生み出し、互いに成長し、幸福(Well-being=心身の健康)を感じることを目指すという。
※チームとは、自部門、他部門、社外メンバーなどあらゆる境界(専門性、地位、距離)を越え、ともに目標やゴールに向かって対話や協働をする人の集合体であり、ひとつに限らないとのことだ。

・同社は自由闊達で風通しのよい社風、総合的で高度な技術力、WLBやD&I経営の先進性を強みとしているという。
一方で、品質確保、人材育成、コミュニケーション等の課題が、テレワークにより改めて浮かび上がっているとのことだ。新しい働き方は、これら強みの強化・継承、課題の克服および企業としての持続可能な成長を前提に取り纏めを行ったとのこと。

・「当社の価値の源泉は人材である」との認識に基づき、ライフスタイルや価値観の多様化により、子育て、介護・看護、自己研鑽等のプライベートな時間と仕事の両立やシナジーが求められており、それを支える柔軟な働き方、そして誰もが心身共に健康な状態で働ける仕組みづくりを進めていくという。
なお、同社は男性育休取得率100%を目指しており、現在は62%(3年間で5倍増)となっているという。
2019年には「プラチナくるみん」と「えるぼし(2つ星)」の認定を受け、イクメン企業アワード両立支援部門・特別奨励賞も受賞。

・これからの働き方として、様々な変化に対応し、自分で考えて行動する「自律した働き方」、一人ひとりが成長し、その強みを共に活かしあう「チームで成果を出す働き方」、最高のパフォーマンスを発揮する「時間と場所を選べる働き方」の3つを定めたという。
実現のための施策の幹は「風土・文化・コミュニケーション・人材」「業務プロセス」「環境・ツール」「制度」の4つ。この幹のもと各種施策を実施し、企業としての持続的成長、技術力の継承・向上、働き続けたい会社、入りたい会社につなげていくとしている。

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