セブン&アイ・ホールディングスの完全子会社であるセブン‐イレブン・ジャパン(以下、SEJ)と7-Eleven,Inc.(以下、SEI)は、昨年、共同出資の形で、7-Eleven International LLC(以下、7IN)を設立したと発表した。
7INの共同CEOには、SEI取締役執行役員国際本部長とSEJ取締役執行役員海外事業本部長が就任。
7INの設立は、全世界におけるセブン‐イレブンブランドの成長と、既存の海外ライセンシーへの価値とサポートの提供に対する両社の責任と関与を強化するものであるという。
2027年に、セブン-イレブンブランドは生誕100周年を迎える。
7INではSEIが北米で培った強みと、SEJが日本で培った強みを上手く掛け合わせることで、商品開発力、デジタル技術、ESGなどの要素に力点を置きながら、グローバルブランドとしての価値向上に努めていくとのことだ。
また、7INの本部機能は米国テキサス州におきつつ、営業拠点をテキサスと東京の2拠点体制とし、テキサスは南米・欧州・中東・アフリカ・オセアニア地区をカバーし、東京はアジア地区全域をカバーすることで、海外ライセンシーとの連携をより強化すると共に、それぞれの文化圏を意識した支援を行うことで、地域に合った利便性を提供できるコンビニエンスストアの展開を加速していくとしている。