Amazonは、Alexaを搭載するEchoシリーズのデバイスで、人の在室を検知したり、不在を判定したりすることによって起動する定型アクション機能の利用が可能になったことを発表した。

人の在室・不在の検知・判定により起動する定型アクション機能では、人がEchoシリーズのデバイスのそばにいること(在室)を検知した時に、「アレクサ、〇〇をして」と話しかける必要なく、Alexaが自動的に照明などの家電の電源をつけたり、天気やニュースを読み上げたり、音楽を再生したりする定型アクションをAlexaアプリから設定、利用することができるという。

同様に、デバイスのそばに人がいない(不在)と判定した時は、自動的にテレビやエアコンなどの家電の電源を切ったり、音楽の再生を止めたりするなど、事前に設定した定型アクションを実行することができるとのことだ。

ディスプレイ付きのEcho Show 10、Echo Show 8(第2世代)、Echo Show 5(第2世代)では、Alexaはデバイスのカメラが捉えた人の動きやAlexaとの会話、ディスプレイのタッチ操作などによる信号を通じて、人の在室を検知したり、不在を判定する。

ディスプレイなしのEcho(第4世代)、Echo Dot(第4世代)、Echo Dot with clock(第4世代)では、デバイスのスピーカーから発せられる超音波の信号により、Alexaは部屋への入退室など人の動きを検知。

同機能の利用にあたり、ユーザーはデバイス毎に定型アクションを設定する必要があるとのことだ。

Alexaは、ユーザーの暮らしをより快適でより便利にするために、日々進化しているという。Amazonは、今後もユーザーのためにAlexaのさらなる改善とイノベーションに努めていくとしている。