小田急電鉄は、2022年1月12日、小田急線本厚木駅東口改札内に「リサイクルステーション」を設置し、使用済みペットボトルを新たな飲料用ペットボトルにリサイクルする「ボトルtoボトル」に向けた取り組みを、神奈川県内で初実施すると発表した。

リサイクルステーションとは、使用済みペットボトルから飲み残しを除き、ボトル本体・キャップ・ラベルに分けて回収する3分別に有効な回収ボックス。

今回の取り組みは、商業集積等のあるベッドタウンの本厚木において、神奈川県と一般社団法人全国清涼飲料連合会などからなる「かながわペットボトルモデル事業推進コンソーシアム」と連携して実施するもので、駅を利用する人に協力してもらいながら、資源循環サイクルの実現を目指すとのことだ。

なお、1月12日から2月28日までの間は、3分別の状況やボトルへの異物混入率など回収状況を精査し、今後のリサイクルステーションの展開方針等を検討する予定であるとしている。

同社と神奈川県は、2019年7月に「SDGs推進に係る連携と協力に関する協定」を締結しており、同施策はその一環として取り組むという。

また、同社は多くの人に利用される鉄道事業者、ペットボトル飲料の販売者として、SDGs目標12「つくる責任つかう責任」に向き合い、この取り組みを推進しているとのことだ。

「本厚木駅東口にリサイクルステーション設置」の概要は、下記のとおり。

1.設置日
2022年1月12日

2.設置場所
小田急線本厚木駅東口改札内

3.分別内容
〇キャップ・・・・ペットボトルのキャップ
〇飲み残し・・・・容器の中に残った飲料水
〇プラスチック・・ペットボトルのラベルを含む、プラスチック類
〇ペットボトル・・ペットボトル