WHILLは、2022年1月12日より、ACAO SPA & RESORTが運営するACAO FOREST(旧アカオハーブ&ローズガーデン)において、WHILL社が開発する近距離モビリティWHILLを活用したシェアリングサービスの実証実験を開始することを発表した。
免許不要で誰もが自由に利用できる移動サービスを提供することで、特に高齢者、長距離の歩行や体力に不安を抱える人などに対し、勾配のある広大な敷地内を快適に散策できる手段を確保するとのことだ。
ACAO FORESTは、20万坪の広大な面積を誇る自然の地形を活かした施設で、敷地内に点在する12のガーデンでは季節ごとにさまざまな草花を楽しむことができるとしている。
一方で、一部エリアには勾配や凸凹道などがあるほか、園内の移動手段は徒歩またはシャトルバスに限られているという。
同実証実験は、高齢者や体力や長距離の歩行に不安を抱える人を含め、誰もが利用できる移動手段として、高い走破性などを備えた「WHILL Model C2」を活用することにより、自分のペースで快適に施設内を回る機会を提供し、移動利便性の向上を検証。
併せて、タブレット端末を用いた貸出システムを活用し、WHILLのシェアリングサービスを導入する現場サイドにおけるオペレーションの運用効率化を図るとのことだ。
■実験概要
期間:
2022年1月12日〜31日
運用時間:
9:00〜16:00
運用機体:
WHILL Model C2 5台
貸出場所:
HOTEL ACAO付近とACAO FOREST入口
※帰りの際に元の貸出ステーションに返却
料金:無料