パナソニックは、2022年1月4日に開催したCES 2022プレスカンファレンスで、グループCEOの楠見雄規からビデオメッセージで、新たな環境コンセプト「Panasonic GREEN IMPACT」を発表した。

2030年までには、全事業会社のCO2排出量を実質ゼロに、2050年に向けては、顧客の使う商品からのCO2排出量を減らし、さらには、B2B/Gの顧客への省エネソリューションやクリーンエネルギー技術の提供を通じて、社会のCO2を減らす活動を進めるという。

この活動を、グループが一丸となって加速していくために掲げたのが、このコンセプトであるとのことだ。

「Panasonic GREEN IMPACT」には、パナソニックの事業活動およびパナソニックが提供する商品を通じて利用者が排出する、膨大なCO2というインパクト(IMPACT)に対する責務と、それに対してパナソニックがCO2削減に貢献していく、より大きく、ポジティブなインパクト(IMPACT)を与えていきたいという思いを込めているという。

また、コンセプトには、持続可能な未来に向けて、行動(ACT)していくという、同社のコミットメントの意味を込めているとのことだ。