ANA、2023年度入社の新卒・2022年度入社のキャリア採用を再開 客室乗務職の採用は「再開できる状況ではない」

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ANAグループは、2023年度入社の新卒採用、ならびに、2022年度入社のキャリア採用の再開を決定したと発表した(一部の会社・職種を除く)。

対象会社・職種・採用人数は、新型コロナウイルス影響を見極め、必要最小限に留める観点に立ち、決定していくという。また、多様な経験や専門性を有した人財の活躍を推進するため、従来以上に、キャリア採用にも注力するとのことだ。

ANAグループは、新型コロナウイルスの影響を受け、2021年度、2022年度の採用を大幅に抑制してきたという。

今後も、グループ内の人財活用や生産性向上を図り、組織運営体制のスリム化に努めていくが、航空需要回復への対応や組織活性化のため、今般、採用再開を判断。

採用の詳細については、今後、ANAグループ各社の採用ホームページ等で案内するとしている。

ANA、2023年度入社の新卒・2022年度入社のキャリア採用を再開

<参考>
全日本空輸 2023年度入社の新卒採用
○ 運航乗務職
○ グローバルスタッフ職(事務、技術)
・事務:「オペレーション」「ビジネス・マーケティング」「コーポレート」
    高度専門人財「財務・IR」「IT・データ」
・技術:「整備」「運航技術」
〇 エキスパートスタッフ職
・障がい者手帳を持つ人を対象。
※ 障がい者手帳を持つ人は、グローバルスタッフ職に、応募も可能。グローバルスタッフ職、エキスパートスタッフ職のいずれかを選択の上、応募することができる。
※ 卒業後3年以内で、エントリー時に他社に就業している人々も応募可能(各職種共通)(太字部分は変更点)。

なお、コロナ禍の中、客室乗務職の採用を再開できる状況ではないという。同社は、「客室乗務職を志望いただいている皆様には大変心苦しく存じます」と述べている。

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