日本旅行は、新型コロナウイルスの世界的流行およびこれによるマーケットの激変を踏まえて中期経営計画の見直しを検討してきたが、「日本旅行グループ中期経営計画 2022~2025」を新たに策定し、具体的取組を開始すると発表した。
2020年度からスタートした中期経営計画「TRANSFORM 2025」は、開始と同時期に発生したコロナ禍の影響拡大を受けて計画をいったん凍結し、今後の取り組みの方向性について検討を進めてきた。
この間、同社においては、グループ全体での店頭店舗の大幅な縮小や要員体制の最適化、アライアンスの拡大による非旅行業分野への取組拡大など、生き残りに向けた構造改革に取り組んできたが、今回、マーケットが「コロナ禍以前には戻らない」ことを前提に、同社が進む方向性の明確化を図るべく、新たな中期経営計画をスタートさせることとしたものであるとのことだ。
新たな中期経営計画の着実な推進、完遂により、ウィズコロナでの生き残りと、構造改革の成果による持続的成長の実現に取り組んでいくとしている。