ダイハツは、緊急事態宣言期ではテレワーク導入率は全国で5割に昇り、電車などの移動がなくなり作業効率が上がった反面、これまでプライベート空間であった「家」が職場のようになったことで不都合を感じる人も存在していることから、400人のリモートワーク経験者に向けて調査を実施し、結果を公表した。
400人のリモートワーク経験者に調査した所、リモートワークのデメリットとして「オンとオフ「の切り替えがしづらい」と48.8%が回答。
職場への通勤の機会が減ったことで、「家」と「職場」の隔たりがなくなり、オンオフの切替が難しくなっていることがわかったとのことだ。
リモートワークが進み、家と職場の境界があいまいになっている中で、「新しい居場所が欲しい」と考える人は
64.8%となったという。
さらにコロナ禍で新たな働き方として注目された、ワーケーションに関する質問を集めた所、実際にワーケーション経験がある人は、12.2%という結果となった。
興味はあるが、したことはない人が48.1%と、約半数の人がワーケーションに興味はあるものの、踏み出せていないことがわかったとしている。
ワーケーションのメリットは、経験がある人は「集中できる」(48.9%)次いで「私生活と仕事のメリハリがつく」
46.7%)と回答。
一方ワーケーション未経験者が考えるメリットの1位は「リフレッシュできる」、2位は「好きな場所で仕事ができストレスがない」、3位は「様々な場所に行くことができる」と、ワーケーション経験者と未経験者では、少しギャップが見られたとのことだ。
一方で仕事の生産性が高まる働き方として適しているという共通の認識があることもわかったという。
リモートワークへの一番の不満が「オンとオフの切り替えがしづらい」であるなか、ワーケーションには私生活と仕事のメリハリを生み、仕事により集中できる効果的なソリューションであることが伺える結果となったとのことだ。
【調査概要】
株式会社ダイハツ調べ
調査時期:
調査対象:全国の20代~50代の男女400名