ビザスクは、2021年に同社でマッチングしたスポットコンサル(1時間インタビュー)約5万件を分析し、2021年を振り返る3つのランキングを発表した。

今回調査したのは、(1)2021年人気知見ランキングTOP10 (2)2021年にニーズが増えた知見ランキングTOP10 (3)2021年人気知見ランキング〜海外編〜TOP10とのことだ。

2021年 人気のビジネス知見ランキングTOP10 DXが初ランクイン

1位は初めて「IT」となり、10位には「DX」が初ランクイン。

「DX」は昨年の91位から急上昇しており、コロナ禍によって一気に加速したIT、デジタル化を反映し、DXに取り組む動きの盛り上がりを感じさせる結果になっているという。

2020年→2021年”ニーズが増えた”知見ランキングTOP10 脱炭素関連の相談が激増

次に、同様の方法で2020年と2021年での主要キーワードの出現数を比較し、ニーズが「増えた」知見を調査したところ、上昇率1位は2位以下を大きく引き離し、「脱炭素・カーボンニュートラル」となり、昨年の29倍ニーズが増えたことがわかったという。

その他ランクインしているキーワードも「電気自動車・EV」や「エネルギー」など環境系のキーワードが目立ち、脱炭素社会を目指す各企業の取り組みが表れる結果となった。

2021年 人気ビジネス知見ランキング〜海外編〜TOP10

同社は今年11月に、米国同業のColeman Research Group, Inc.の買収。海外アドバイザーのデータベースが飛躍的に充実したことから、従来にも増して多くの企業から海外調査のニーズが寄せられているという。

今回、2021年に海外アドバイザーとマッチングした案件からランキングを作成。

日本企業が海外の自動車業界や半導体業界について関心高く調査していることが伺えるとしている。