東京メトロ、忘れ物通知サービス「Tile」導入 忘れ物の早期発見へ 12月24日より飯田橋駅にアクセスポイントを設置

Tile

東京地下鉄株(以下、東京メトロ)は、2021年12月24日から、飯田橋駅構内の忘れ物総合取扱所において、忘れ物通知サービス「Tile(タイル)」の専用アクセスポイント「Tileアクセスポイント」を設置すると発表した。

忘れ物通知サービス「Tile」は、日本輸入総代理店であるSBC&Sが提供するTile製品とTileアクセスポイントを活用し、持ち主のスマートフォン内のアプリから探し物を検索できるサービスだという。

Tileアクセスポイントは、Tile製品のBluetooth電波を受信し、位置情報を持ち主のスマートフォン内のアプリに通知。

Tileアクセスポイントを東京メトロ線内の忘れ物が集約される飯田橋駅構内の忘れ物総合取扱所に設置することで、Tile製品の付いた忘れ物の情報が利用者に通知され、忘れ物を早期に発見できるようになるとしている。

Tile製品装着イメージと利用者への通知イメージ

忘れ物通知サービス「Tile」導入概要

■導入日(予定):
2021年12月24日

■設置箇所:
東京メトロ忘れ物総合取扱所(飯田橋駅構内)

■サービス内容:
Tile製品から発信されるBluetooth電波を受信するTileアクセスポイントを東京メトロ飯田橋駅構内にある忘れ物総合取扱所に設置。Tile製品が付いた忘れ物が忘れ物総合取扱所に届くと、その場所に忘れ物がある旨の位置情報及びメッセージが利用者のスマートフォンの「Tile」アプリ画面に通知される。

■同社におけるお忘れ物の現状:
2020年度における同社の忘れ物受領件数は、約35万件で、前年度と比較すると、約28万件(約44%)減少しているという。なお、返還率は毎年30%程度とのことだ。

■忘れ物拾得後の流れ:
忘れ物拾得後の流れは以下となる。「Tile」を導入で、赤枠内のタイミングでの遺失物返却率向上を目指すとしている。

忘れ物拾得後の流れ

東京メトロは、今後もIoT技術等を積極的に活用し、利用者の視点に立った質の高い「サービス」を実現していくとのことだ。

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