LINEリサーチは、全国の男女約55万人を対象に、「年末年始の過ごし方&来年に期待すること」に関して調査を実施し、その調査結果を公表した。(一部抜粋)

2021年の年末年始の過ごし方、「年越し蕎麦を食べる」が半数以上、「初詣に行く」は増加傾向

年末年始の過ごし方について聞いたところ、全体では「年越し蕎麦 (そば) を食べる」が1位で半数以上。

2位はお雑煮「 (おぞうに) を食べる」、3位は「『紅白歌合戦』を見る」という結果になった。

また、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響が昨年に比べるとやや落ち着きつつある状況ということもあり、「年末年始セールで買い物をする」「お年玉をあげる」「おみくじを引く」など外出や人とのコミュニケーションが伴う項目において微増傾向にあったとしている。

一方で、例年上位に入っていた「ダウンタウンの笑ってはいけないシリーズ」 は、休止後の新番組「絶対笑って年越したい!笑う大晦日 (仮)」を見る予定という人は現状では2割弱だったと言う。

昨年調査では、7位に留まった「初詣(はつもうで)に行く」は増加傾向で昨年の29.3%から7.5ポイントアップとなり4位となり、年代別でみても、全ての年代において3割台となり増加傾向にあることがわかったとしている。

年代別の過ごし方、年末年始関連の料理やテレビ番組を楽しむ人が多い傾向

年代別の年末年始の過ごし方を聞いたところ、例年同様に「年越し蕎麦を食べる」が20代以上で最も高くなり、また、全ての年代で「初詣 (はつもうで) に行く」が増加傾向となった。

10代は「『紅白歌合戦』を見る」が他の年代に比べて高く5割弱。ランキング外だったが「おみくじを引く」も割合が高い傾向にあった。

さらに、「大掃除をする」も例年同様に30代以上で3割超え、60代以上は他の年代に比べて「年越し蕎麦(そば)を食べる」「お雑煮(おぞうに)を食べる」「おせち料理を食べる」など食関連の項目の割合が高い傾向だったとのことだ。

2021年の幸福度スコアは、昨年に比べて全体で4.4ポイント増

2021年度を振り返って、自身の「幸せ度合い」を0点~100点満点で自己採点してもらったところ、今年はすべての都道府県で幸福度のスコアが増加傾向にあったという。

幸福度の高い都道府県をみると、昨年、4位の宮崎県が1位に。奈良県、大分県が上位ランクイン。一方、昨年TOP3に入っていた鹿児島県、沖縄県、福井県は5位以下となった。

【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国 13歳以上の男女
実施時期:2021年11月29日~12月1日
有効回収数:548,460サンプル