モバイルバッテリーレンタルサービス「充レン」は、DiDiフードジャパンが運営する「DiDi Food」の配達パートナーに対する業務支援制度としての活用を見据えた、配達業務における必須アイテムであるスマートフォン等の充電ニーズを検証するため、12月15日から実証実験を開始したと発表した。
コロナ禍において、フードデリバリーの需要が高まる中、配達時におけるGPSや専用アプリの使用に伴うスマートフォン等のモバイル端末の充電においては、配達パートナー自身での対応が求められており、配達パートナーにとって深刻な課題となっているという。
そうした配達パートナーの充電環境の課題を解消するため、「充レン」とDiDiフードは、配達パートナーが全国各地の「充レン」を積極的に利用することで、充電切れを心配することなく配達業務に専念できる環境を試験的に提供しているとのことだ。
「充レン」は、外出先でのスマートフォン等のモバイル端末への充電サービス等、個人のニーズに応えるだけでなく、社会インフラとなりつつあるフードデリバリーサービスを支える充電インフラとしても活用できるよう、体制整備を進めていく方針を示している。
「DiDi Food」の配達パートナーは、実証実験期間中に、DiDiフードジャパンから「充レン」を無料(通常330円〔税込み〕)でレンタルできるクーポンを受け取ることで、利用可能。
なお無料レンタル期間は、レンタル当日から翌日24時までの最大48時間となり、バッテリーの返却がない場合は、通常通り延長料金、買取料金が発生する。