佐川急便、福島市と「災害時における支援物資等の受入及び配送等に関する協定」を締結

福島市と佐川急便は、「災害時における支援物資等の受入及び配送等に関する協定」を締結し、12月16日、福島市役所において締結式を行ったことを発表した。

福島市では、これまで地震、局地的な豪雨や台風による洪水、土砂崩れ等のさまざまな災害への備えとして、他の行政機関や事業者などと災害時応援協定を締結している。

佐川急便では、これまでの災害で物資の輸送を中心に数多くの支援活動行っており、将来的に起こり得るであろう災害に備え、自治体との連携を強化しているという。有事の際は、過去の経験で培ったノウハウを生かし、迅速な災害支援を行っていくとのことだ。

そして今回、大規模災害発生時に福島市において支援物資の受け入れや配送等が困難となる場合に、佐川急便およびその協力会社が所有する倉庫の提供、支援物資の管理および避難所への配送等の災害支援など、被災者の生活の安定を図ることを目的とした「災害時における支援物資等の受入及び配送等に関する協定」を締結。

また、感染症対策における協力・支援なども行っていくとのことだ。

同協定の締結を契機に、福島市と佐川急便は官民一体となって街を支え、人に寄り添い、今後も地域住民のくらしを支える社会的責任を果たしていくとしている。

佐川急便 過去の災害支援業務事例紹介

佐川急便はこれまでに日本各地における自然災害発生時に、自治体や各団体と連携して被災地での復旧に関わる業務をSGホールディングスグループの各事業会社と連携してサポートしてきた。

令和3年7月 伊豆山土砂災害
静岡県熱海市で発生した土砂災害において、佐川急便と災害協定を締結している静岡県から要請を受け、現地における物資輸送などの災害支援業務を熱海市へ提案、佐川急便がこれまでに培ってきたノウハウを活かして災害支援各種業務を行ったという。

災害支援業務

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