NEXCO東日本関東支社では、冬用タイヤの早期装着と雪道での安全運転を心掛けてもらうため、12月中旬に管内の休憩施設において、冬用タイヤの装着状況調査(第1弾)を実施。
冬用タイヤの装着率は、小型車平均は49.7%、大型車平均は93.6%、全車種平均で59.6%という結果となったとのことだ。
昨年度同時期の調査(令和2年12月9日、13日実施)と比較すると、全車種装着率は上昇したものの、降雪地域の大型車の装着率が低下。また、小型車は約半数が未装着であったという。
夏用タイヤで積雪・凍結路面を走行することは法令違反。また、普段雪が降らない首都圏地域であっても、路面凍結や降雪に見舞われることがあるという。
なお、12月17日夜間から18日夜間にかけて管内の一部地域でも降雪や吹雪の恐れがあるとしている。
同社は、夏用タイヤでの積雪・凍結路面の走行は大変危険であるとし、冬用タイヤの装着およびタイヤチェーンを携行し、最新の気象予報や道路情報を確認のうえ、安全なドライブをするよう呼びかけている。
NEXCO東日本グループでは、2021~2025年までの期間を「SDGsの達成に貢献し、新たな未来社会に向け変革していく期間」と位置づけ、様々な取組みを行っている。
今回の「冬用タイヤの装着率調査」の取組みについては、交通死亡による死傷者の削減などにつながる事業活動としてSDGs目標の3番に貢献するものと考えているとのことだ。