NEC、約170億円規模のファンド新設 投資対象は6領域のスタートアップ
NECは、社会価値創造型事業に必要なエコシステムをリードするために、顧客やパートナーとの協業を加速させ、外部の新しいサービス・知見・技術を導入するエコシステム型コーポレート・ベンチャー・キャピタル（CVC）ファンド「NEC Orchestrating Future Fund」を新設したと発表した。
2022年6月末を目途に、同CVCファンドに賛同する事業会社（通信系、銀行など一業種一社を予定）からの出資を募り、総額1.5億米ドル（約170億円）規模のファンドを目指す。
NECは、同ファンドを通じてテクノロジーとサービスの両面に投資し、相乗効果を生むことによって投資価値の最大化を狙い、新たな社会価値創出に共感する事業会社や投資先スタートアップを巻き込み、新事業開発活動の加速化を図るとしている。
投資対象は、5G・6G、スマートシティ、デジタル・ガバメント/デジタル・ファイナンス、DX、ヘルスケア・ライフサイエンス、カーボンニュートラルに関連する技術・サービスを有するスタートアップ。
主な投資地域は、米国、イスラエル、欧州、アジアとしている。