日本取引所グループ(以下、JPX)は、2021年12月17日に開催した取締役会で、東京証券取引所の新市場区分においてプライム市場を選択することを決議したことを発表した。

JPXの株主には多くの機関投資家及び海外投資家がいること、またJPXグループが提供するサービスも海外を含み多くの利用者がいるという。

そのため、今後も国内外の投資家との建設的な対話を継続しながら、市場の持続的な発展を通じて中長期的に企業価値の向上を目指すためには、各市場区分のうちプライム市場が最も適していると判断したとしている。

JPXは、今後、新市場区分の選択申請に係る所定の手続きを進めていくとのことだ。