三菱自動車工業(以下、三菱自動車)は、新型クロスオーバーSUV『アウトランダー』のプラグインハイブリッドEV(PHEV)モデルを、12月16日から全国の系列販売会社を通じて販売開始したことを発表した。
10月28日より発売に先駆けて先行注文を開始し、受注台数は発売当日までの約1か月半で月販売目標台数1,000台の約7倍となる6,915台と、大変好評を博しているという。
三菱自動車は環境負荷が少なくインフラ依存も低いPHEVを長距離移動も多いミドルクラス以上の最適解とし、新型『アウトランダー』と『エクリプス クロス』の2車種に設定している。
新型『アウトランダー』のPHEVモデルは、力強く存在感のあるエクステリア、上質で先進的なインテリアとし、三菱自動車の電動化技術と四輪制御技術の粋を集めたフラッグシップモデル。
新しいPHEVシステムはモーターの出力向上とバッテリーの容量拡大など新世代化させ、いっそう力強い走りを実現するとともに航続距離を延長し、電動車としての魅力を高めているという。
更にコンポーネントの一体化やレイアウトの最適化によって従来モデルにない3列7人乗りを実現し、SUVとしての居住性と利便性を高めたとのことだ。
2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤーでは、革新的な環境・安全その他技術を備えたクルマを選出する「テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞するなど、新型『アウトランダー』PHEVモデルは高い評価を獲得。
グレードは、運転支援技術を備えたベーシックな「M」(5人乗り)、20インチホイールやコネクティッド機能など充実装備の「G」(5人乗り/7人乗り)、そのうえで上質な内外装とBOSEプレミアムサウンドシステムなどを標準装備した最上級の「P」(7人乗り)の3グレード展開としている。
先行受注期間に注文した顧客の7割以上が最上級グレードの「P」を、8割以上が今回新たに追加した3列7人乗りを選んでいるという。
また、ボディカラーでは、6割以上が上質な輝きの「ホワイトダイヤモンド」(有料色、2トーンカラーを含む)を選んでいるとのことだ。