グリー、SaaS事業に参入 おでかけ情報サービス「aumo」を通じて今後100万件を目指す

グリーはアウモを通じて新たにSaaS事業に参入したと発表した。導入店舗数は累計1万件を突破し、今後100万件を目指すという。

アウモが運営するおでかけ情報サービス「aumo」は、2017年3月にサービスを開始し、ユーザーニーズを捉えた旅行先の情報や、店舗の情報を提供し事業を展開。

その結果月間約1,500万人に利用されるメディアとなり、「旅行業界のサイト訪問者数ランキング(2021年6月度)」にて第6位にランキングしているという。

2021年7月より実店舗向けマーケティングSaaS「aumoマイビジネス」を展開し、販促ページの作成、店舗や施設情報の掲載・拡散、アクセス解析など簡単且つ安価にマーケティング活動を実行したい事業者に対し、「aumo」が培ってきたノウハウを基に、実店舗のマーケティングをワンストップで提供してきたとのことだ。

「aumoマイビジネス」の主な導入企業は、秀英予備校、プレナス、ランシステム(自遊空間)、リカーマウンテン、ワッツなど、集客を必要とする幅広いジャンルの事業者に利用され、2021年11月には導入店舗数が1万件を突破。

グリーではこれまでアウモを通じて実店舗向けのSaaS事業を行ってきたが、今後は事業者のニーズを先取りしたグローバルマーケティングツールの開発やアウモ独自の決済機能などの新機能開発を進め、実店舗に向けた総合的なマーケティングSaaSとして100万件の導入を目指すとのことだ。

アウモでは「メディア事業」と「SaaS事業」の2つの軸で事業を発展させていくという。

それに伴い今後サービス規模を拡大させユーザーニーズに合った機能開発を進めるため、開発者など全職種で人材採用を強化していくとしている。

アウモは「aumoマイビジネス」を通じて実店舗が自らの手でマーケティング活動を推進できる世界を目指している。

ユーザー数やメディア連携数などメディア事業で蓄積してきた「aumo」のアセットを活用しながら、実店舗のマーケティング活動に必要な機能を今後も提供し続けていくとのことだ。

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