YouTubeは、本日、世界中でマインクラフト関連コンテンツの再生回数が合計1兆回を達成し、YouTube全体でこれまでで最も視聴されたカテゴリになったことを発表した。

日本では今年100億回以上再生されているという。

2009年に最初のマインクラフト関連動画がYouTubeに投稿されて以来、クリエイターとコンテンツはYouTubeで最大のコミュニティへと成長し、未だ成長を続けるエコシステムの基盤となっている。

2020年には、マインクラフトはYouTubeで最も多く視聴されたゲーム関連コンテンツとなり、現在では日本を含む150を超える国と地域において、アクティブなクリエイターのチャンネル数は35,000を超えているとのことだ。

このマイルストーンを祝って、YouTubeはマインクラフトの風景を舞台にした3Dアニメーション動画を制作し、世界中の著名なマインクラフトクリエイターとコミュニティのハイライトを紹介。

YouTube CEOスーザンウォジスキ氏は以下の通り述べている。

「ゲームクリエイターは、YouTubeのコミュニティにおいて非常に重要な存在です。世界中のマインクラフトゲームクリエイターは、人々を結びつける魅力的なコンテンツを生み出しています。マインクラフトとYouTubeが生み出したコミュニティはとても素晴らしく、今後の展開が楽しみです。」

また、YouTube Global Head of Gamingを務めるライアンワイアット氏は次のようにコメント。

「ゲーム業界でキャリアを積んできた私にとって、マインクラフトの誕生から今日の爆発的人気を目の当たりにできたことはとても嬉しいです。MachinimaのSea Nannersが初めてマインクラフトをYouTubeで公開したときのことを覚えています。当時のマインクラフトコンテンツに対する意欲は驚くべきもので、年々成長し続けているという事実は驚異的です。マインクラフトは、長年にわたって最も視聴されているゲームであり、1兆回の再生回数に達したことは偉業です。Mojang社、マイクロソフト社、そしてYouTubeのゲームコミュニティの皆さん、おめでとうございます!」

1兆回再生のマイルストーンを記念して、YouTubeでは特別なコンテンツを用意。

まず、YouTubeトップページに表記されるYouTubeロゴが、日本時間12月15日14:00より24時間、マインクラフトをテーマとしたデザインに変更される。

また、マインクラフトコミュニティにスポットライトを当て、YouTubeにおけるマインクラフトの歴史を描いたミュージックビデオ、ゲームの世界で100日間のサバイバルにチャレンジする「100Days」や、それぞれのクリエイターが台本に沿って役を演じる「ロールプレイ」など、YouTubeで人気となったマインクラフト動画のトレンドを取り上げたプレイリストも同時に公開するとのことだ。

カルチャー&トレンドレポートでは、インタラクティブなデータの視覚化(英語)や、YouTubeにおけるマインクラフトの歴史全体の重要な瞬間を深堀りする記事や、クリエイターインタビュー記事を見ることができる。

また、YouTubeとマインクラフトのパートナーシップにより、YouTubeで活躍する著名なマインクラフトクリエイターを新しくデザインされたアバターとしてフィーチャーするYouTube Creator Skin Packが日本時間12月16日に公開予定。

このスキンパックは、今後24か月間マインクラフトマーケットプレイスから無料でダウンロードできるとのことだ。

これらのアバターは、日本時間12月22日より利用可能になる次のマップの新しいテーマ別イントロ「Caves & Cliffs Update」にも含まれており、リアルなクリエイターの声と似顔絵が使われている。

さらに、YouTube公式インスタグラム(英語)では#MinecraftMuseumのハッシュタグを利用して世界中のクリエイターがマインクラフトの思い出などの画像を紹介。日本からはまいぜんシスターズが参加するとのことだ。