ワイヤレス・リモートサービスを提供するワイヤレスゲートは、「WiMAX+5G」の回線卸サービスの提供開始を発表した。
回線卸サービスの提供先であるIT機器の設定・トラブル解決を行う日本PCサービスは、自社サービス「e-おうち」の回線ラインナップとして「e-おうちWiMAX」の提供を12月より開始したとのことだ。
昨今のテレワークやオンラインサービス拡大に伴うユーザーニーズを受け、日本PCサービスのような電気通信事業者より、自社サービスの一環としてWiMAXサービスの提供を行いたいという声が複数あったという。
電気通信事業者がUQ WiMAXからWiMAX+5Gの卸提供を受けてサービス提供を行う場合、ビジネス上の契約を含めた手続きに加えて、初期のシステム開発や通信関連設備が必要となるが、同サービスの活用により短期間かつ低コストでWiMAX+5Gサービス提供を開始することができるとのことだ。
■「e-おうちWiMAX」
日本PCサービスは、自社サービス「e-おうち」の契約者に向け、回線ラインナップの一つとして「e-おうちWiMAX」を提供。
回線契約後、家の中にあるパソコンやスマートフォンなどのデジタル機器やインターネットに関するちょっとした操作がわからないなどの悩みから、トラブル時の緊急を要するサポートまで1つの窓口でまとめてサポートするとしている。
■今後の展開
同社は、電気通信事業者の自社サービス(固定回線などの月額課金の通信サービス)の取り扱いラインナップの拡充として、同サービスを提案することで「WiMAX+5G」の拡大を図っていくという。
さらに、全国に66,500件ある電気通信事業における全国の販売代理店届出事業者に貢献するソリューション開発も進めることで電気通信業界の発展に貢献していくとのことだ。