通天閣観光、竹中工務、タンデムは、通天閣に体験型アトラクション「TOWER SLIDER」を設
置する工事に着手したことを発表した。

免震タワーへの滑り台設置は世界で類を見ないと言われており、コロナ禍で冷え切った、通天閣を含めた周辺地域の経済回復への起爆剤にしたいとしている。

今回のリニューアルで、利用者に更なる感動や満足感を与えることができる魅力ある施設へと進化し、引き続きランドマークとして大阪観光を牽引できるよう誘客に努めるとのことだ。

<TOWER SLIDER 概要>

通天閣 3 階(地上 22m)から、EV 塔の外周を周回(1 回転半)して地下 1 階(地上-4.5m)まで、約 10 秒で一気に滑り降りる(斜度約 30 度)全長60mの体感系滑り台。

最上部の乗り口は支柱を上下に配する事で、地震等の災害時でも安全に利用できる構造とし、免震型滑り台だという。

スロープ部分は、飛び出す危険の無いチューブ形状で、耐候性に優れたステンレス製チューブの天井に、透明の遮熱ポリカーボネート板を使用することで、通天閣を見上げながらの滑降を可能にしているとのことだ。