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ユニセフ、最大規模1,000点の「NFTアート」オークション実施 収益は子供の学習支援に

ユニセフは、12月11日に迎える創立75周年を記念し、オンライン機器や設備の普及の遅れで学習の機会を奪われている子どもたちを支援するために、国連機関のNFTの活用として最大規模となるNFTアート1,000点のオークションを行うと発表した。

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ユニセフ本部は、これらのNFTアートをイーサリアム・ブロックチェーンで頒布。

一部には、ユニセフ創立75周年を記念する「電子透かし(digital watermark)」が施され、他のNFTアートも、2022年初頭に予定される複数のイベントに関連付けられる予定とのことだ。

2021年末から2022年初頭にかけて実施する今回のオークションの収益は、ユニセフがITU(国際電気通信連合)とともに進める、低軌道通信衛星、機械学習(マシンラーニング)、ブロックチェーンなどの技術を使って世界中のすべての学校をインターネットで繋ぐGIGA(ギガ)プロジェクトなどの、革新的な技術で世界の子どもたちが置かれている状況を改善するための取り組みに活用されるという。

全世界でこれまでに、3,000校の70万人を超える子どもたちがGIGAを通じてインターネットを活用できるようになり、さらに100万人を超える子どもたちへの支援が計画されているとしている。

ユニセフ事務局長ヘンリエッタ・フォア氏は「ひとりでも多くの子どもたちに支援を届けるために、より良い世界に投資するために、私たちは“道具箱”に入っているすべての道具を使わなくてはなりません。支援のための活動資金の調達手段も、例外ではありません。ユニセフ初となるNFTグローバルアートコレクションの立ち上げは、デジタルデバイドを解消し、すべての若者がインターネットにアクセスできるようにするための国際社会の取り組みをサポートするものです」とコメントしている。

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