ヤフーが提供する、あらゆる機能を無料で利用できる乗換検索アプリ「Yahoo!乗換案内」は本日、2021年に検索された「目的地ランキング」(目的地ランキング2021)を発表した。
2021年に検索された目的地をすべて合計した年間ランキングに加えて、1~11月の各月で検索された目的地のランキングをあわせて紹介。
「Yahoo!乗換案内」は、駅名検索だけではなく、施設名で検索する「ドアtoドア検索」により、最適な乗車位置や出口情報の確認、鉄道以外のルート案内、目的地までの徒歩ルートが表示される。
そのため、すでに目的地が決まっているユーザーにとって、便利に利用できるとのことだ。
昨年は新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、多くのイベントが開催中止や延期となったが、今年は、観客を伴うイベントの開催や収容率、人数規制が段階的に緩和され、「東京ガーデンシアター」や「ぴあアリーナMM」などのイベント会場が、昨年と比較して多くランクイン。
また、「東京ディズニーシー」が、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の適用で、1月8日から10月末までの間頻繁に開園時間の短縮や入場制限等を実施していたものの、昨年に引き続き2年連続でランキング1位となったとのことだ。
【「目的地ランキング2021」について】
集計方法:
「Yahoo!乗換案内」で駅名以外の施設名を目的地に設定し、ルート検索を開始するごとに1カウントとして集計。
集計期間:
・2020年1月1日~2020年11月30日
・2021年1月1日~2021年11月30日
<「目的地ランキング2021」1~25位>
※昨年の順位と変化を矢印で表記。
※昨年51位以下の目的地は圏外と表示。
■ポイント1:「東京ディズニーシー」が2年連続で1位に
緊急事態宣言発令後の1月8日から10月末まで、開園時間の短縮や入場制限等を実施した「東京ディズニーシー」と「東京ディズニーランド」。
10月までの時点では「東京ガーデンシアター」が1位であったが、11月の入場制限撤回以降は検索数を増やし、「東京ディズニーシー」が2年連続でランキング1位となった。
■ポイント2:検索数を大きく増やした「ホール・イベント会場」
今年はイベントの開催が緩和されたことを受け、人数制限が設けられつつも昨年より多くのイベントが開催され、その結果、昨年と比較して多くのホール・イベント会場の検索数が増加。
特に、2020年に開業した「東京ガーデンシアター」や「ぴあアリーナMM」など、首都圏の大型イベントホールが昨年の圏外から大きくランクアップ。
<「目的地ランキング2021」26~50位>
■ポイント3:「大学」が多くランクイン
26位~50位までの間に、「青山学院大学」や「近畿大学」など、大学が多くランクイン。受験や通学などの理由で、変わらず大学が目的地として検索されたと推測されるとのことだ。
<「月別目的地ランキング2021」>
※昨年の月ごとの順位と変化を矢印で表記。
※昨年で51位以下の目的地は圏外と表示。