ワタミ、寿司と大山どりのお店「すしの和」を展開 すし事業に参入し、ウィズコロナ時代の外食ニーズに対応

ワタミは、外食事業における新ブランドとして、寿司と大山どりのお店「すしの和」を展開すると発表した。

「すしの和」はウィズコロナ時代の外食ニーズに対応した目的来店業態と位置付けており、居酒屋からの業態転換を進めていくという。

1号店は2021年12月9日、東京都江東区に「すしの和」錦糸町南口駅前店をオープンするとのことだ。

ワタミでは、「ミライザカ」「鳥メロ」といった居酒屋業態を展開する一方で、ウィズコロナを意識した業態戦略を推進してきたという。

「焼肉の和民」「かみむら牧場」といった目的来店を意識した焼肉業態を基幹事業の一つと位置付けるとともに、から揚げ専門店「から揚げの天才」やフライドチキン店「bb.qオリーブチキンカフェ」といったテイクアウトニーズにこたえる業態を積極的に展開。

コロナ禍における外食ニーズはより目的来店化が進んでいることをふまえて、創業以来初めてとなる寿司事業への参入を決め、「すしの和」の展開を開始するとのことだ。

■ワタミのDNAを継承した商品のこだわり

①握り寿司は一貫88円から提供
商品面の柱である寿司は大手水産会社と連携した仕入力をいかすことで、握り寿司を一貫88円(税込96円)~という価格設定に。
握り寿司は、定番のものだけでなく、看板商品の本鮪、季節の魚介を使用したものなどを提供。寿司は一貫ずつ注文できるほか、値ごろ感のある盛り合わせメニューも用意しているとのことだ。

②焼き鳥も88円から提供、銘柄鶏「大山どり」は直接仕入れを実現
焼き鳥は1本88円(税込96円)~という手ごろなメニューとともに、銘柄鶏「大山(だいせん)どり」を使用したメニューもそろえたという。
「大山どり」は鳥取県の大山山麓で育った銘柄鶏で、飼料の管理から農場での飼育、食肉加工までを一貫して生産されていることが大きな特徴であるとのことだ。
「すしの和」では、「大山どり」の生産者から直接仕入れを実現。

③創業37年居酒屋メニューも満載
このほかに居酒屋のDNAによる豊富なメニューを提供するという。食事とともに団らんを楽しめるメニューをそろえ、特に海鮮を楽しめる鍋料理としてちゃんこ鍋を提案、

■WEB上では「すし善」ブランドでデリバリー寿司を展開

また、寿司はイートインだけでなく、家族や友人の集い、祝いごとなど大切な時間を過ごす家庭で楽しめるようにデリバリーサービスを実施。

ハレの場に本格的なお寿司を『安心する自宅で』楽しんでほしいと考えて、デリバリーは「すしの和」とブランド名を分けて展開し、WEB上で「すし善」として展開するとのことだ。

「すし善」は横浜・関内で創業70年を数える人気店で、商品の監修を務めることで最高級の厳選した魚種を導入しているという。

■「すしの和」錦糸町南口駅前店
【所在地】 東京都墨田区江東橋3丁目12−8 O・T・K 2階
【開店日】 2021年12月9日
【客席数】 113席
【店舗面積】 226.7㎡
【営業時間】 平日・土曜16:00~1:00、日曜・祝日16:00~0:00

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