住友商事は、完全子会社でモーターコア部品の製造販売事業を手掛けるKienle + Spiess GmbH(以下、K+S)の株式を、精密部品加工の大手であるFeintool International Holding AG(以下、Feintool)に売却することを発表した。

K+Sの長期的な発展のために、保有する100パーセント株式をFeintoolに譲渡することが最適と判断したものとのことだ。

法制上必要となる各種承認手続きなどの完了をもって、2021年度第4四半期中に売却完了することを予定しているという。

住友商事は、中期経営計画「SHIFT 2023」において、事業ポートフォリオのシフトを目標に掲げ、資産の入れ替えに積極的に取り組んでいるという。

今後も同社の強みを生かした収益の柱の強化・育成を進めることで「SHIFT 2023」の完遂を目指すとのことだ。